2008年06月21日

6月2日 同じ地球での出来事

5日前から、友人二人がこちらに遊びに来てくれていた。

インドネシア人の明るさ、そして小島のゆったりとした自然に心底感動していた。

そして、ようやく何かを感じだしたところで、忙しくストレスに満ちたコンクリートとアスファルトの都市東京に今日帰っていった。

目の前のビーチから、こちらの漁師が乗る小さな3、4人乗りのボートに乗って出発していく姿がとても印象的だった。

ほんとに、東京に帰って行くのだろうか?って、

時計を持たない島と、秒単位で生きる東京、
自然に囲まれた島と、人工物に囲まれた東京、
人々の素直な感情にあふれた島と、見栄や建て前に装われた感情にあふれた東京、、、、、、

どちらが良いかは、ボクが決められるようなことでもない。
そこに人がいる限り同じように生きることの喜びや尊さはそこにあるとおもう。

ただ出発前の、友人の幸せそうな顔を見たとき、
まったく違う生き方や空間が、同じ地球に存在していることを知ることの大切さを凄く感じた。

そして、全ての人が同じようにいろいろな場所に行くことが出来るわけではないこと、だから、そんなチャンスに恵まれた場合は、そのことを多くの人に伝えることの大切さを再確認した。

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5月31日 小さな存在の最大限の力

こちらに来て2週間ほどがたち、いろいろと忙しかったせいもあって、
すっかり、日記を書かないまま時間が過ぎてしまいました。

友人からのメールの中に、こんな言葉があった。

「この宇宙において、本当に小さな存在・ひとひとりが出来ることの最大限な形を見せて頂いた感じです。」

インドネシアの後に、中国の砂漠で、植林のボランティアをする予定になっている。
この団体を80歳という高齢から始め、300万本の木を砂漠に植えた遠山さんに関する記事を友人に送ったところ返ってきた言葉。

凄く考えさせられる言葉だった、無限に大きな宇宙の中で、小さな小さな存在のひとりひとり、そのひとりひとりに秘められた可能性。

今の自分は最大限の力で生きているだろうか?

最大限に可能性を活かすことが出来ているだろうか?

イエスとは言えない自分がいる。
そして、それとは反対に、自分の中の可能性も見えてくる。


5月25日 シンプルに生きること

二日前、そして今日と一人づつ新しいスタッフが入ってきた、二人ともまだ高校を卒業したばかりの19歳。
英語がまともに話せないので、彼らと正確に意思を交わしあい、用件を伝え合うことができず。
結構、困る。

しかし、彼らの純粋さシンプルさにこころをほだされる。

日本のように複雑な社会の自分たちとは違い、
こちらを巧妙な話術で騙すことも、欺くこともしらない。
もちろん、こちらはこちらのやりかたで、人を騙したりすることもあるし、欲もある。

ただ、日本や先進諸国のように、いたずらに欲を駆り立てるような資本主義のシステムもまだそれほど入ってきないため、欲や騙しもまだシンプルで数が少ないように思える。

生きるという行為は、日本人もインドネシア人も同じはず。しかし、日本では生きるという行為が、あまりに複雑に難しくなりすぎてしまっている。

笑い、泣き、怒り、喜び、愛する、、、、、、、
溢れ出す感情の数々を楽しみ、分かち合うというシンプルな生活。

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5月23日 開発の波の中で、消えていく繋がり

昨晩8時に、2泊3日のマタラム滞在を終え小島に帰ってきた。

バリ島の隣にちょうど同じくらいの大きさのロンボク島という島がある。今いるギリ・メノ島はこのロンボク島の小島になるので、買い物などは、ここにいくことになる。

観光ですっかり欧米化の進むバリとは違い、つい数年前、大きなデパートが出来たばかりの、農業を主な産業とする島。

しかし、こんな島でも、当然、開発・発展の波はしっかりと感じることが出来る。

インドネシアは、いくつかの大きな島から出来ていて、大陸に近い西に行くほど発展している。

そして、当然、この発展の波はいつか、インドネシアの東の果て、パプアニューギニアまで行くだろう。
そこでは、未だに、原生林が生い茂るジャングルが広がっている。

この手のことは、すっかり、聞きなれて読みなれてしまいあまり印象に残らない文章になってしまった、、、

しかし、そこで、生きる人々、動物たち、植物たち、そのひとつひとつの生命が消えていくことの意味は、ボクたちが簡単に考えるような意味を遥かに超えているようにおもう。

例えば、一人の命が消えていくときに、そこでは、単なる言葉の意味を越えて、いろいろな人との繋がりが意味以上の何かを持っている。

動物や、植物、生命のひとつひとつに、単なる言葉の意味以上に、多くの繋がりがある。

そして、遠く離れた土地にいても、同じ地球にいる限りは、この地球の全てのものが、何かしらの繋がりを持っている。

その繋がりを持つものがなくなっていくことの意味、、、

5月 19日 大きな自然のサイクル

サンセット・ゲッコーでは、建物のほとんどの部分を木で作ってあるが、
バルコニーや階段の一部は屋根のない場所にあり、南国の強い日差しにほぼ一年中さらされ、更に雨季には雨にさらされる。
おかげで、出来て2年しか経っていないのに、すっかり、木がダメになってしまった部分もある。
日本ではちょっと考えられない早さだ。

今日は、一日中そんな部分の補修に追われた。

こちらでは、コンクリート、鉄、ガラスといった日本で良く使われる素材よりも、竹に木材などなど自然の素材がほとんど。
そんな素材は、雨や太陽により元の形は壊され、ゆっくりと自然に還っていく。

特に、雨季が終わったばかりの今は雨によって多くの素材が自然に還っていったのがわかる。

そして、反対に、その周りの自然では、雨季の豊富な水をふんだんに吸い込んで、多くの緑が元気に成長してる。

こういう場所にいると、自然の大きな流れを感じる。


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5月18日

昨日、今日と、倉庫を含め宿全体の大掃除をしていた。前回の滞在からわずか4ヶ月しかたっていないのに、毎度のごとく、すっかり散らかってしまってる。

日本のようにどこもかしこもきれいに整えられている場所の自分たちとは、頭の中がどうも違うようだ。
別にどちらが優れているというわけではなく。
逆に、彼らは、混沌とした自然に中では、自分たちよりも優れているんだろうし。

ただ、ビジネスとして宿をやっているわけで、そのままの彼らでは困る。

まずは、とりあえず、目の前の散らかった状況を整理整頓。

で、どうしたらみんなが整理整頓をずっとしてくれるかが問題?

それぞれのカテゴリーごとに、箱を作り、いつも同じ場所に戻すこと。
基本的には、これ以上のことはないような?

それで、ダメだったら、彼らの根本的な部分を変えるようなことをしていかないと、ダメなのかも。

文化的な違い、宗教的な違い、自然の違いなどなどから来る、感じ方、考え方の違いを強く感じる。

5月16日 生きることの意味

到着から1日しかたっていないのに、すっかりここに何日もいるような気分。

どんなに他の世界が忙しくしていても、ここでは、南の小島特有のゆったりとした時間が流れている。

過去も、未来も気にしないで、今に生きる。

野に種をまけば実がなり、海に行けば魚がいる、そんな南国特有の豊かさが、過去や未来を気にしないそんな人間性を作り上げる。

ただ、くったくのない笑顔、シンプルな会話といった彼らに特有の人間性が多くのことを教えてくれた。

今を感じることの素晴らしさ。

ただ、ビジネスでこちらに来ている場合は、そうも言ってられない。

今しか考えていないとどうしてもビジネスは難しい。

過去から学び、未来を見、今動くことの大切さ。

生きることよりもビジネスとか仕事というものが大切にされる日本や先進諸国での暮らし、
多くの人が生きることの本当の意味を見失ってしまっている。

そして、資本主義によるグローバリゼーションの進む中、ビジネスの大きな波が打ち寄せてくるであろう後進国で、自分たちが失ってしまった生きることの意味を見失わず、ビジネスの支配する世界で生きていくことは出来るのだろうか?


5月15日 南国の小島に到着

5月15日。
バリ島よりボートで4時間ほどかけ、夜の8時にサンセットゲッコー(www.thesunsetgecko.com)に到着。

2005年より、インドネシア、バリ島近くの小島にて環境に優しいビーチリゾートつくりにメインメンバーとして参加している。
そんなわけで、ここ3年は東京4ヶ月、小島2ヶ月、東京4ヶ月、小島2ヶ月、という生活を繰り返している。

そして、今回が6度目の長期滞在で、最後の滞在になる。
その後は、何か他の形で環境に関する仕事をしていきたいとおもっている。

東京からの旅路は慣れたもので、特にこれといって特別な気持ちが起こることもなく、まるで、家に帰ってくるような気持ち。

常夏の南の小島にそんな気持ちを抱き行くことの不思議、相変わらず、四季のある日本で育った自分にとっては、どこか現実感のない場所。

そして、これから、又、2ヶ月間の滞在が始まることへのちょっとした興奮と期待。

何はともあれ、一生のうちに、こんな素晴らしい機会に恵まれたことに感謝。

しかし、南国の小島の優しい風とゆったりとした空気の中で、せっかく苦労して得た東京の高いテンションを保てるかすこし不安になる。一度落ちてしまうと、上げるのはそう簡単じゃない。

南国のリラックスと東京のテンションを同時に自分の中に持てたらいいのに。

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