2009年06月29日

映画「バベル」

「バベル」という映画を見た。
メキシコ、日本、モロッコを舞台に、それぞれの物語が繋がっていく。

この映画のテーマは「すべては繋がっている」ということ。

夢見がちに想われるか、もしくは、当たり前だよと言われるか、
テーマが漠然としていて捉えにくいので、あまり表現のテーマに使われることが少ない。
そんなテーマを、登場人物ひとりひとりの個性と人生のドラマをしっかりと描きながらも、この星の中ですべての物事は、すべてと影響し合い、繋がっていることをしっかりと表現している。

実際に、自分たちの生とは、
自分自身とその身の回りで起きるローカルなものと、
世界情勢や地球規模の季節の移り変わりなどのグローバルなものとが、
複雑に繋がり影響し合い絡み合っている、、、

誰にとっても、自分に近いところで起きている物事が、自分の人生に影響していることはわかる。
しかし、それよりも大きなものになっていくと、自分との繋がりが見えにくくなり、繋がっているという感覚が薄らいでしまい、そのうちに全く感覚はなくなってしまう。

そんな狭い感覚が現代の多くの問題を引き起こしている。
鬱、環境問題、戦争、、、
しっかりと繋がっているという感覚があれば、多くのことが解決されるとおもう。

この映画の評価に大きな差があるのは、繋がっているという感覚のない人にはこの映画の伝えようとすることがまったくわからないからだろう。

posted by taku at 04:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

マイケル・ジャクソンな僕たち、、、

マイケル・ジャクソンが亡くなった。

間違いなく20世紀最高のスターの一人で、世界の支配国家としてのアメリカやアメリカ文化を象徴するような人。
そして、それとは反対に、誰しもが、マイケルは本当に幸せだったの?っていう思いを持っている。

昨晩は、友達のブログで紹介されていた5年前に撮られたマイケルへのインタビューの映像を見た。ポップスターとしてではなく人としての素に近いマイケルの姿が見れる。

5歳から歌手として有名になってしまったために、普通の少年時代をおくることができなっかたこと、普通に、スーパーに行って買い物することすらできない、出会う人のすべてがスーパースターマイケルとして自分のことを扱うので、普通に人と出会い普通の関係を築くことが出来ない。

そんな人生では、人として本当に必要なシンプルな日々の出来事を持つことが出来ない。

同じ立場同じ人として笑顔を交わし、助け合い、信頼し、愛し合う。

きっと、そんなシンプルなことが人を人らしくさせてくれるんだろう。

だから、マイケルは固定観念や疑うことなく自分をそのままの人として見てくれる子供や、生命としてみてくれるチンパンジーと一緒にいようとしたんだろう。

特にマイケルファンでもないので、子供に対する性的な虐待のことに関して真偽のほどは知らないけど、インタビューの中で、彼が言っていた「子供には愛が必要なの」という言葉には、嘘のないものを感じたし、そういう思いのもとに子供たちを自分の家に招き一緒に遊び、一緒に寝ていたんだとおもう。

それでも、他人の子供と一緒に寝るのは間違っていると、批判をするインタビュアーに対して、「あなたは性的なことを想像している、純粋に子供には愛してくれる誰かがそばにいる必要があってただ一緒に寝ることの何が悪いの?」と返答するマイケル、そのマイケルの言葉の方が、メディアがいつも誰かを落としめようとする性的なことに対する批判よりも説得力というか、真実があるようにおもった。

少年時代から名声も、金も、女性もなんでも手に入れてきた20世紀最高のポップスターが、整形手術で歪んだ顔に、悲しげな表情を浮かべ「今、世界に必要なのは愛」と言っていたのが胸に痛む。

アメリカに代表される資本主義が支配する今、そのアメリカの文化を象徴するポップスターの姿から、同じ資本主義の中で生きる自分たちの歪んだ生の姿が見える。

僕たちもマイケルと変わらない。
posted by taku at 03:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

共に生きることの喜び。

久しぶりのブログ。
旅が終わったはずなのに、場所を移って今は名古屋にいる。
数年前、偶然にもサーカスで働くことになって、今回は、一年ほど、ツアーに着いて行くことになった。
正直、日本の会社でスーツを着てオフィスで働く自身もなく、ストレスなしで働ける職場を選んでる。それに、今は、本当にやりたい環境の仕事へ準備期間。
その変わりに、移動生活を余儀なくされ、後3週間ほどで、名古屋を離れ、大阪に行く。
相変わらず、旅が終わらない。

名古屋では、インドのカルカッタで出会った大学生の友達の家に泊めてもらっている。
4畳半の畳の部屋で風通りもいいし、窓からの眺めもいい、なかなか快適な部屋で、どこか実家の自分の部屋を思い出す。
それに、大学生の友達で音楽をやっている女の子も一緒に住んでいる。
とってもいい歌をうたう。自分の感情を自由に表現しているし、センスもいいし、声もいい。他の人の感情的な部分が家の中にあることが、心地よい。
それに、二人とも優しくてまじめでいい奴ら、もちろん、いろんなことに悩む時期だから、怒ったり迷ったりして、その姿は少し痛々しかったりするけど、、、
それでも、人の感情が近くにあることが、楽しい。
きっと、ボクは人の匂いとか気配のしない場所には寂しくて住めない。

そして、子猫と猫がいる。
子猫は最近拾われてきたばかり、大きい猫が嫉妬したせいか、なかなか仲良くならなかったけど、最近はすっかり仲がいい。
動物も仲良くなるんだなーっていう、単純なことが不思議だった。
狭い家の中で二匹だけの猫社会、けんかをしていても、どこかでお互いのことを必要としてる。
相手がいなくなったら、けんかをする相手もいなくなってしまう。
そして、ボクは、そんな猫達の姿から、いろいろなことを感じて楽しんでいる。

人間でも動物でも、他の生命と一緒に生きられることは素晴らしいなって想う。
posted by taku at 00:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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